【徹底比較】英語コーチングと英会話スクールの違いとは?コーチング英会話「TORAIZ(トライズ)」の学習法とネイティブ英会話レッスンの効果を解説!

【徹底比較】英語コーチングと英会話スクールの違いとは?TORAIZ(トライズ)の英語が話せるようになる学習法と専属ネイティブレッスンの効果を解説! コーチング英会話スクール「トライズ」

トライズ(TORAIZ)のようなコーチング式の英会話スクールが増えております。英語コーチングスクールについてあまり知らない方のために、今回は英語コーチングスクールと通常の英会話スクールの違いをご説明します。各コーチング式英会話スクールの中でも英語が話せるようになるトライズの学習法やネイティブレッスンの必要性についても解説します。

一般的な英会話教室と英語コーチングスクールの違いとは?

トライズもその一つですが、最近コーチング系の英会話という新しい学び方と、既存のいわゆる駅前留学のような英会話教室の違いについて、よく聞かれます。まずこれについて、大きな三つの違いについて説明をします。

①英語コーチングスクールは自己学習の要素が大きい

大きな違いは三つあります。一つ目は、英語コーチングスクールは自主学習の要素が大きいことです。ゴルフを例えに考えてもらえば分かるのですが、今までの英会話教室はある意味初心者を無理やりゴルフのコースに出していました。

既存の英会話学校で自主学習がないということは、ゴルフでいえばゴルフの練習場で打ち込みをしないということと等しいのです。

打ち込みなしでコースに出ても、まるっきり練習にならなくて、やたらめったら汗だくになって走りまわった挙げ句に、特にうまくならないということが起きてしまいます。

これが今までの英会話教室と大きく違う点だと思います。

②英語コーチングスクールは期間が決まっている

2つ目の違いは、コーチング系の英会話スクールは期間が決まっているということです。

2カ月、3カ月の英会話スクールもあれば、1年というトライズのような英語習得プログラムもありますが、それぞれのゴールに合わせて期間が決まっています。

今までの英会話教室は何年通うのか最初は分からず、まだ初心者だから初級から順次上がっていくのですよと。ともすると数年、10年、すごいと20年通っている人もいます。

なかなか終わりが見えないことが当たり前でした。

それに比べて、コーチング系の英会話スクールは、数カ月から1年という短い期間でゴールを目指していくという点が違いだと思います。

③英語コーチングスクールは英語力の伸びを数値化する

コーチング英会話トライズの受講生のVersant受験実績

そして三つ目、やはりコーチング系の英会話スクールには尺度があるところが多いです。

例えば、トライズであればVERSANTといった人工知能を使った数値で、その人のスピーキング力を測るテストがあるのですが、これを使っています。またコーチング系の英会話スクールでは、TOEICを尺度として使って、実際に自分自身の英語力がどれだけ増したかを数値で把握して明らかにしているところが、大きな違いだと思います。

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トライズと英語コーチング各スクールの違いとは?

コーチング系の英会話スクールの違いについて、お話ししたいと思います。大きく三つ違いがあると思います。

英語コーチングの各スクールの違い①ゴールの違い

一つは、ゴールの違いです。これはWebサイト見ていただければ分かると思うのですが、

  • 英語が話せるようになることがゴールなのか
  • TOEICのスコアをアップすることがゴールなのか

それぞれ英会話スクールでゴールの違いがあります。

基本的には、尺度に何を使っているのかが非常に大事です。

やはり、TOEICを使って測っていけば、TOEICに合わせて学習内容が決まっていくのでゴールもTOEICということになるでしょう。

TOEICのスコアは英語の基本的な力を示すという部分もあるのですが、必ずしも話すことに直結しているわけではありません。
ですから、そのスクールがTOEICを尺度にしていて、ゴールもTOEICなのかということは非常に大切な違いです。一人一人自分のゴールに合わせてスクールを選んでいただくときの基準として、何を尺度に使っているかは非常に大事なことだと思います。

英語コーチングの各スクールの違い②ネイティブレッスンの有無

二つ目の違いは、ネイティブの英会話レッスンがあるかないかです。基本的に、ネイティブのレッスンは英語を話すという観点でいえば必要だと思います。

これについて外部のフィリピン英会話を使ってくださいというところや、そもそも会話部門がなくてコンサルタントの人が質問を受け付けますというスクールもあります。

このネイティブのレッスンがあるかないかも、大きな違いなのでよく確認していただきたいと思います。

英語コーチングの各スクールの違い③学習期間は短期か1年か

そして三つ目は本当に本質的なところですが、期間です。トライズの場合は1年という期間を設けています。

これは皆さんの周りで英語を習得した人がいれば聞いていただければと思うのですが、例えば留学した人であったとしても聞き取れるようになるのに、大体6カ月かかったと皆さん言われます。話せるようになるのも、やはり1年弱かかったというのがほとんどだと思います。

そういう意味で、われわれは話すことがゴールなので1年という期間でプログラムを提供していますが、スクールよってはゴールが違うので2~3カ月というプログラムを提供されているところもあると思います。

この期間は、実は非常に料金とも関係していて、単純に総額が違うというだけではなく期間も併せて考えていただければ、コストパフォーマンスという観点でよく検討していただく材料になるのではないかと思います。

トライズの専属コンサルタントとネイティブコーチ

英語コーチングスクールでは、専属でコンサルタントが付き英語学習をサポートします。トライズでは、コンサルタントだけでなく専属のネイティブコーチも付き2名が受講生を1年間サポートいたします。この点は他のスクールとの大きな違いです。

「トライズ公式サイトでネイティブコーチと特徴を見る」

トライズの英語学習コンサルタントとは?

トライズのイングリッシュコンサルタントは、どんなことをしているのかと、よく聞かれます。トライズのイングリッシュコンサルタントを採用するときに、われわれが非常に気を付けていることがあります。

英語学習コンサルタントの採用基準

VERSANTで英語を測って、ある一定スコアで話せるかどうかは大前提として持っているのですが、それに加えて、例えばハーフや帰国子女でもともとの英語力が高く、ネイティブ並みに話せる人はあえて採用していません。

日本の英語教育に対して接ぎ木していくというのがトライズの基本的な考え方です。

その学習プロセスを経た人でなければ同じ経験をシェアすることはできません。

ですから、イングリッシュコンサルタントの採用のときは、日本的な英語の教育を受けてきて、中高のどこかでそこからさらに積み上げて海外に留学したというような人を、コンサルタントとして採用しています。これが、まず1点目です。

英語学習コンサルタントの役割

次に、コンサルタントがどんなことをしてくれるかですが、大きく三つあります。

英語学習コンサルタントの役割①明確なゴール設定

一つはゴールの設定をしてくれるということです。トライズは英語学習に当たって、やはり最も大事なことはゴールだと思っています。ゴールは、明快であれば明快であるほどいいのです。

例えば、1年後にドイツのフランクフルトの展示会に出展して、そこでプレゼンテーションも質疑応答もできるようになりたいというイメージが湧けば、テキストも含めて全てが決まってきます。

さらに教材が決まってくるだけではなく、モチベーションの維持という観点でも非常に大切です。

自分の業務に近しいことが、使える英語を学習していると実感できる一つの理由となるので、明快なゴールに合わせた教材とプログラムで学習していけば、きちんとモチベーションを維持していくことができます。

英語学習コンサルタントの役割②英語学習プロジェクトのマネジメント支援

イングリッシュコンサルタントがやってくれることの二つ目です。それは1年間の英語学習プロジェクトのマネジメント支援です。

1年間の計画を立てるときには、中期的な目標としてこのテキストを3カ月で終わらせましょうという、テキストのロードマップが作られます。

そのロードマップに沿って3カ月学習していく中で、プログレスチェックが2週間に1回あって、次回のプログレスチェックまでにここまでやりましょうねということも決まってきます。

それに対して、毎日の進捗がどうなのか、受講生からコンサルタントにレポートを頂くので、全体の計画より遅いですよ、早いですよ、もうちょっと週末に頑張って取りまとめしましょうとコンサルタントが伝え、当初の計画どおりに教材を適切に仕上げていく、これがプロジェクトマネジメントの支援です。

関連記事:【トライズ(TORAIZ)コンサルタントインタビュー】「いつか」ではなく「今」!忙しい時期を英語学習しながら乗り切るスキルを身に付ける

英語学習コンサルタントの役割③モチベーション維持の支援

三つ目はモチベーション維持の支援です。やはり1年間という長丁場になってきますから、その中で学習意欲が減退するときがあります。

そのときは学習していても伸び悩みが感じられるときです。トライズでは伸び悩みの時期を、死の谷、苦の谷と呼んでいるのですが、大体4カ月目と9カ月目にすごく伸び悩む時期が来ます。

それには理由があるのですが、コンサルタントがきちんと伸び悩みの理由を説明してくれますし、皆さん通る道ですよと説明することで、モチベーションを維持していただくことができます。

こういう仕事との絡みや学習時間が確保できないという悩み、さらに家庭が忙しいなど、いろいろな状況に合わせて行える学習のプログラムを変えていきながら、1年間きちんと学習を継続していただくというモチベーションの支援をすることが、トライズのコンサルタントの仕事だと思っています。

トライズのネイティブ講師の英会話レッスンの必要性

トライズの特徴でもあるネイティブ英会話レッスンの必要性についてお話しします。

 例えば、事例としてインド人がテレカンに参加してきたと言われる方が、最近は非常に多いです。何を言っているのか分からなくて困ってしまう、聞き返すのもつらくて電話会議で困ると言われる方が非常に多いです。これをどう回していけばいいでしょうか。

 相手もノンネイティブでこちらもノンネイティブなので、本当は別にどちらが良い悪いではないはずです。

そのようにお互いノンネイティブの場合でも、日本人はインド人の英語が聞き取れないのは自分が悪いのだと萎縮してしまいます。マインドブロックがすごいのです。英語が完璧でないといけない、もし聞けない、話せないなら自分の責任だと思ってしまいます。

 ただ、このマインドブロックがそのままでは永久に話せるようにはなりません。なぜかというと、完璧に話せるというのはネイティブのレッスンをそれなりにやったから初めてできるようになるはずであって、いくら学習しても完璧になることはないのです。

トライズでは英語を使ったコミュニケーションを重視

 ここで非常に大事なのは、コミュニケーションのストラテジーです。例えば、カンファレンスでプレゼンテーションをする。

「質問はありますか」と言うと、パッとノンネイティブの人が手を上げてきたという場合があり得ます。ノンネイティブの人が質問して来たことが、いまいち聞き取れなかった、分からなかった時には、あたふたしてしまう人がいます。

 ですが、そこであたふたしてしまうのではなく、いったん聞き返しましょう。

「あなたの言っていることはこういうことですよね?」という聞き返しは、コミニュケーションストラテジーの一つの手法です。

英語がわからなければ聞き返すことが大事

聞き返すと「こういうことですよ。そのとおりです」と言ってくれるかもしれないし、少し違うから「こういうことだったのだ」と訂正されるかもしれません。

そうすると「分かりました。あなたの言うことは、こういうことですよね」と、もう一回サマライズした上で、「では、それに対して返答します」と話を進めることができます。

どのようにコミュニケーションのステップを積んでいくかがすごく大事で、そのステップとステップの間で聞き返しといったテクニックを使っていくことが、非常に大切になってきます。

ネイティブレッスンで実践的な英語力を身につける

実践的な英会話の練習をすることなく、英語を回していく運用していくことは身に付かないと思っています。

このためにトライズは年間141回のレッスンをやっています。また、トライズではネイティブの人たちを講師とは呼ばず、ネイティブコーチと呼んでいます。なぜかというと、講師だとひたすら教えてしまうのです。

どんどん教えていくとコミュニケーションストラテジーは身に付かなくなってしまいます。

 もともと基本の3000語と中学英文法で話そうとしても、アップアップしてしまうくらい処理能力が足りないという人間の限界がある中で、そこにさらにもっと難しい文法や単語があるよ、発音はこうなんだよと英語で説明されても、中に入ってくる部分はないはずです。

【トライズ(TORAIZ)ネイティブコーチ・インタビュー】講生様一人一人のゴールに基づき、レッスンプランを設計

英語は完璧でなくてよい

むしろそういうことはせずに、分からないときにはネイティブコーチに分からない顔をする、もしくは聞き返す。

そのようにしてお互いに、コミュニケーションのステップを一段一段確認できることが大事です。相互理解できた、では次にあなたはなぜそう思うの、私はこう思う、どうしたいのというようなステップを積んでいくことがコミュニケーションのストラテジーです。このコミュニケーションのストラテジーを身に付けると、英語力は完璧でなくてもいいことが分かり、マインドブロックが外れます。

トライズで達成する英語のゴール

結局、1年間きちんとわれわれトライズのプログラムを終えられた方は、英語がネイティブのように完璧にはならなかったし、発音もそれほど良くはならなかったけれど、ただきちんと自分で英語のコミュニケーションをゴールまで持っていける自信が付いたといって、マインドブロックを外して終了される方がほとんどです。

 その結果、例えば、昔は隠れて電話をこそこそとっていた、海外からお客さんが来てもアテンドはできるだけ避けていた、カンファレンスで手を上げて質問するなどとんでもないという人たちが、自信をもってカンファレンスでも手を上げられる、アテンドもできる、電話も普通に正々堂々とれるというようになっています。

英語に対して気持ち良くフラットに向き合えるようになるということが、マインドブロックが取れるということだと思います。

トライズのリスニング勉強法:シャドーイング

人気の英語勉強法!なぜシャドーイングをするのか?

なぜリスニング学習でシャドーイングをするのかについて、お話しします。

音を聞いて、少し遅れて口まねをするのがシャドーイングですが、これをやる理由はネイティブが言っていることが聞き取れないという、聞き取れない問題を解決するためです。

 なぜ聞き取れないのかというと、例えば、「LOCAL」をネイティブが発音すると、ほとんど「ロコ」と聞こえます。

ところが日本人の場合は「ローカル」という発音で覚えていて、あまりにも頭に染みついているので、ネイティブが「ロコ」と発音しても「LOCAL」のスペルと結び付かないので聞き取ることができません。

ネイティブの発音を正しく認識し紐づけする

 大事なのはネイティブがナチュラルに英語を発音したときの発音を、きちんとそのまま認識すること。それから、今まで中高大、社会人になってもやってきた英語学習の、テキストベース、文字ベースの要素をつなぐことです。

 まず音声を認識する、そして今まで自分が学んできたテキストベースの知識を紐付けるという作業です。

この紐付けの作業をきちんとやっていくことによって、音を聞いたときに文字が思い浮かぶようになります。それによって、大体そんなに難しいことを話していないことが分かり、リスニングができるようになるのがシャドーイングの効果だと思っています。

トライズのスピーキング勉強法:超高速英作文(フレーズ暗記)

超高速英作文(フレーズ暗記)

 超高速英作文(フレーズ暗記)をやる理由についてお話ししたいと思います。基本的にわれわれの考え方として英語を話すことに関していうと、中学レベルの文法と3,000語ぐらいの基本単語があれば話せると思っています。

逆に、もっと難しい文法、構文を覚えたり、単語を何千語、1万語と覚えていけば、むしろ話すことは難しくなると、われわれは考えています。

超高速英作文(フレーズ暗記)が英語学習に効果的な理由

人間の脳はコンピューターのように情報処理するブラックボックスです。

その人間の脳が処理をすることに関していえば、3000語をリアルタイムに文法というルールに従って並べ替え、語尾を変化させて文章を作っていくということをやるほど、人間の脳には処理能力がありません。

これを、ゆっくり紙に向かってやるのであれば文書を作れる人は実は多いと思います。ところがリアルタイムに英語を口頭で話さなければいけなくなると対応できないのは、脳の処理能力の問題です。

 脳の処理能力が足りないにもかかわらずさらに文法を覚えれば、もっとルールを複雑にしますし、もっと単語を覚えれば、ルールに基づいて操作しなければいけない要素を増やすことになって、ある意味で話すことから遠ざかってしまうと思っています。

英会話は、中学文法+3000語がベース

 トライズは、あくまでも中学文法+3000語をベースにしながら、いかに話すかを追究していくべきだと思っています。その中で非常に大事なのは、ゴールから逆算して最も良く使う言い回しを自分自身で暗記してしまうことです。

 会議をよく回す人であれば、文法と3000語から最初に言う言葉を一から考えていくと非常に悩みが増えてしまいます。

例えば、「Shall we」なのか「It’s time」なのか、何で始めようかと考え始めると、それでは置いていかれてしまうわけです。

自分は会議を回すときには「Let’s get it started」と言うと決めたら、絶対にすぐ出るように練習することが非常に大事です。

英会話フレーズはゴールから逆算して覚える

これを、その人のゴールに合わせて覚えていくことがすごく大事です。

会計士であれば会計の英語を覚えるべきですし、メディカルドクターで診察したい人は診察用の英語のフレーズを覚えるべきですし、学会で発表したい方は学会発表用のフレーズを覚えるべきです。

 ゴールから逆算する上で、超高速英作文のためのフレーズ暗記をすることは非常に大事です。

なぜかというと、ゴールから逆算しないで覚えていくのは意味がありません。例えば、一般的な英会話学校に行くと、学会発表や診察をしたいお医者さんに、「あなたは初級ですから電話の取り方からやってください」とスタートしかねないのです。

それは意味がありません。自分自身が最も使う頻度が高いものをゴールから見極めて覚えていくことが、ビジネス英語フレーズを暗記していくときの最も大事なポイントだと思います。

 そういう意味で皆さんに気を付けてほしいのは、たまたま今のレベルが中級だからビジネス英語の中級ですねというように、今のレベルに合わせたものを覚えていくのはあまり効果的な方法ではないので、ゴールから逆算してフレーズを覚えていくことを忘れないでいただきたいと思います。

まとめ

英語コーチングスクールの比較とトライズの勉強法やネイティブ英会話レッスンの必要性についてご紹介しました。各コーチング式英会話スクールの中でも英語が話せるようになるスピーキング・リスニングに特化したコミュニケーションを重視したアウトプットとインプットの最適なバランスがトライズの強みです。
トライズメソッドを体験されたい方はぜひ無料カウンセリングへお越しください。