みなさんこんにちは!今回からの記事では海外経験ゼロでも、時間がなくても、英語を1年でマスターするトライズ式英語学習方法について解説して参りたいと思います。
トライズとは、 私、三木雄信が、運営するコーチング英会話トライズという英語学習プログラムです。
私はソフトバンクに入社した25歳ごろになるまで、英語は全く話せなかった人間です。そんな私でも孫社長のもとで馬車馬のように働きながら、なけなしの時間を振り絞りつつ、たった1年でマスターすることができました。その時の英語学習メソッドを元にしているのが、トライズです。
通学型の今までのような英会話スクールや格安のオンライン英会話と違い、専属のコンサルタントやコーチが一人ひとりに合った英語学習のサポートをする新しい形の英会話スクールです。
【受講生体験談】アメリカ本社転籍を目指していた当時、一番実力がついた英会話スクール TORAIZ(トライズ)
本記事では、海外留学の経験もなく、平均的なビジネスマンと比較しても、勉強に確保できる時間が圧倒的に少なかった当時の私がたった1年で、いったいどのようにして英語をマスターすることに成功したのか?その具体的な方法について解説してまいります。
ポイントは、英語学習の思い込みを捨て、正しい戦略と正しい戦術、学習ジャンル別のトレーニング方法をしっかりと把握し、取り組んでいくことにあります。今回はそれらの全体像について解説して参りたいと思います。
それでは一緒にみていきましょう!
目次
英語学習における間違い
はじめに日本人の英語学習の特徴を見ていきましょう。
日本人は学生の頃から英語を学び、書店に言っても英語学習のための本がズラリ。街を歩けば英会話スクールの看板は必ずと言って良いほど目に入ります。これほどまでに、英語を学び続け、さらには習得したいという意識が高いにもかかわらず、日本人はなぜ英語を習得できないのでしょうか?
それには大きく分けて2つの原因があります。
原因1 日本人の英語学習に対する誤った思い込み
1つ目は「日本人の英語学習に対する誤った思い込み」です。
具体的には「ビジネス英語は日常会話より難しい」 「海外留学しないとマスターできない」「 長時間勉強しないとマスターできない」「 正しい英語で話さなければならない」などの間違った思い込みを抱いています。
トライズでは日本にいながら英語を話せるようになります。そんなことできるの?と疑問に思われるかも知れませんが、実際に今までトライズには4,000人以上の方が受講し、英語を話せるようになっています。
原因2 誤った学習方法
2つ目は「誤った学習方法」です。
具体的には、英語を勉強する目的が曖昧でいろんな教材をつまみ食いしながら勉強しています。またインプットに偏った英語学習のため、いざというときに「相手の言っていることはわかっているのに、どのように伝えたらいいのかがわからない・・・。」などの問題にも直面します。
トライズでは、1つの教材を決めたら、その教材に書いてあることを完璧に使うことができるまで他の教材を使うことはありません。理解するのと実際に使えるのとでは、全く違います。
英語学習が報われるようにするためには、こうした「誤った思い込み」と「誤った学習方法」を捨てることが必要になります。具体的な内容については次回の記事で明らかにさせていただきます。
こうすれば1年でマスターできる! 戦略編
忙しい社会人がたった一年という限られたスパンで英語をマスターするために、絶対にやっておくべきこと。それは「戦略を立てる」ことです。
「戦略」は、「戦いを略す」と書きます。つまりどこに集中しどこで手を抜くかを見極め最短最速でゴールへ到達するための方法を考えるのが「戦略を立てる」ということです。
はじめに結論を申し上げると「略す」べきものは「単語」「文法」「発音」で、「日常会話」や「スモールトーク」は後回しとします。そして、その上で「自分に必要な英語はどんな英語か」をまず明確にし、「話す」ために「スピーキング」と「ヒアリング」を集中的に鍛えます。
言いたいこと一つに対し、覚える言い回しは一つだけ。学生の頃の英語学習のように同じ意味の構文をいくつも覚える必要はありません。トライズの受講生様にも多くの言い回しを覚えるのではなく、確実に使える一つの言い回しを覚えていただいています。
なぜ、「単語」や「文法」「発音」を捨て、「日常会話」や「スモールトーク」を後回しにするのか、その理由については今後の記事で明らかにして参りますが、これこそが1年間で英語をマスターするための最もシンプルな戦略と言えます。
トライズでも、多くの単語をただ暗記するということはしません。会話に必要な単語を暗記していただいて、後は実際に英会話でどう使うのかということを重視して学習していただきます。
戦略をシンプルにすれば、やるべきことが明確になり、モチベーション維持にも役立ちます。 こうした戦略をもとに次はテクニック「戦術」へと入ります。
こうすれば1年でマスターできる!戦術編
忙しい社会人にとって英語の勉強時間をいかに確保するか、またどのようにしてモチベーションを維持していくかは最重要テーマと言っていいでしょう。急な残業、飲み会の誘い、過度なストレス・・・・。こうしたものに常にさらされていると「今日は勉強しなくていいかな」とサボりたくもなります。
これらに対応するためのテクニック、つまり戦術として簡単に説明させていただくと、まずは1年後の飛行機チケットを予約することでゴールを設定してしまいます。
トライズでは、初回のコンサルティングの際に1年後の目標とする英語力を決めていただきます。その後は、決めた目標に向けて英語学習をするだけになります。目標を達成できるように、トライズの専属コンサルタントがしっかりと受講生様をサポートします。
次に一年で1000時間の勉強を目標とします。一年で1000時間ということは一週間で約20時間です。この20時間を捻出するためには、やはり朝の時間の活用が必要不可欠となります。
よく週末に勉強時間を押し込もうとされる方もおられますが、週末は平日の疲れが溜まっていたり、地域の行事や家族の用事などが目白押しで意外にも時間の確保が困難です。このため土曜日は調整日、日曜日は休みくらいの感覚でちょうどいいのです。
またアウトプットの時間を最優先で確保・固定し勉強仲間を持つことも大切です。「いつでもどこでも勉強できます」と言うのでは、ついつい サボり気味になってしまうものです。
トライズの週3回あるネイティブコーチとのレッスンは基本的には固定性となっているので、もし飲み会などがあってもサボることはありません。もちろん、忙しい社会人の方は、急な残業などが入ってしまうこともあるので、その際は柔軟に対応しております。
こちらも具体的な内容についても今後の記事で解説してまいります。
学習ジャンル別・最短最速のトレーニング法
ここでは学習ジャンル別にトレーニング方法を紹介します。ポイントは「 最短最速」と「超目的思考」。できるだけ早く効率的にゴールに到達すること目指します。
ご紹介する学習方法はすべてトライズの受講生様に行っていただいている学習方法となっております。
ヒアリング
ヒアリングで大切なことは、聞こえてくる英語と意味を紐づけることです。聞き流しているだけでは絶対に聞けるようにはなりません。
シャドーイングをしながらテキストとにらめっこし、音とスペルを紐づける練習をします。教材はひとつに絞り、複数の教材をつまみ食いすることは絶対に避けましょう。
シャドーイングについてはトライズの受講生様の最初はうまく出来ない方がほとんどですが、何度も繰り返していくことでできるようになっていきます。
スピーキング
ここでもテキストは、一つに絞り丸暗記することで最低限の言い回しを完全マスターすることがポイントです。
また「発音」は捨てて「発声」+「リズム」にこだわりましょう。
トライズの受講生様には、一つの言い回しを完全にマスターしていただいております。その結果として、実際にトライズのレッスン場以外でも、覚えた言い回しを使うことができるようになります。
ライティング
ライティングについては効率よく作業するための「手抜き方法」を伝授したいと思います。
ポイントは「英借文」。 具体的に使えるツールを今後の記事で紹介させていただきます。
リーディング
リーディングでは全体を翻訳するのではなく必要なところだけ精読することでOKです。
1年も待ってもらえない人は?
ここまでご紹介させていただいたことを実践すれば、間違いなく1年で英語が習得できると自負していますが、変化の多い現代のビジネスの現場においては、1年も待ってくれないことも多くあります。
そんな時は、あらかじめカンニングペーパーを用意しておいたり、ホワイトボードを用意しておくなど、いくつかのテクニックで乗り切ることが可能です。具体的な方法については今後の記事でお伝えいたします。大切なのは自分の言葉で伝えること。下手でも良いので通訳をつけないことです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私たちがこれまで、英語学習に対していかに間違った思い込みを持っていたか。あるいは、いかに行き当たりばったりの勉強をしようとして挫折してきたか。効果的な英語勉強法について知らなかったか。その辺りの全体像がお分かり頂けたら幸いです。
コーチング英会話トライズ(TORAIZ)では、英語学習に対する誤った常識を打破し、最も効果的な戦略、戦術によって、1年間という短いスパンで英語を習得するためのメニューがプログラム化されています。忙しい中でも英語を最短最速で習得されたい方は、ぜひトライズ(TORAIZ)の無料カウンセリングにお越しください。
著書「海外経験ゼロでも時間がなくても英語は1年でマスターできる」では、他にも様々な勉強法をご紹介していますので、ぜひ併せて参考にしてみてください。