【高速PDCA】重要なのは多くの方法をリストアップすること!計画の立て方と実践方法

英会話 トライズ 三木雄信 PDCA仕事術

以前高速PDCAには8つのステップがあるとご説明させていただきました(トライズでフル活用!高速PDCAが英会話学…)。今回はそのうちのステップの3つまでをご紹介させていただきます。 

ステップ1 大きな目標を立てる 

高速PDCAも通常のPDCAと同じようにまずは計画から入ります。私、三木雄信がソフトバンクで孫社長と仕事をさせていただいていた時、孫社長はいつもこの大きな目標に必ずナンバーワンであることを掲げました。なぜ孫社長はナンバーワンであることにこだわったのか。それはナンバーワンであれば必ず、優秀な人材や価値のある情報それから資金が圧倒的に集めやすくなるからです。 

もちろん英会話においてもこのナンバーワンであることを目標にすることはおすすめではあります。 

「うちの会社では彼の英語力はナンバーワンだ。」 
「うちの総合病院において、彼女の英語力はナンバーワンね。」 

英会話 トライズ 三木雄信

そう言われれば、その方に新しい仕事やプロジェクトを任される確率はずっと上がりますし、当然のことながらチャンスも増えてきます。 

トライズでは一人ひとりが自分の目的を達成できることを大事にしている

しかしながら、トライズではどちらかというと、ナンバーワンというよりは、受講生が英会話を習得するための目的を最重要視しています。 

「英語の映画を観て、字幕なしで感動できるようになりたい!」 
「日本の医療とアメリカの医療の橋渡し役になりたい ! 」
「海外旅行を心から楽しめるようになりたい ! 」 
「日本の伝統技術を海外に広めるために英会話を習得したい ! 」
「英語しか話せない、あの外国人の知人と親友になりたい ! 」 
「海外を相手に商圏を拡大させ、自社の世界的シェア拡大に貢献したい ! 」  

英会話 トライズ 三木雄信

どれが良くて、どれが悪いということもありません目的はそれぞれ違っていて良いのです。ただ、想いがあるなら実現して欲しい。私、三木雄信は心からそう思っています。 

そして、その目的をもとに1年後の目的地を考えます。ただし目的に到達するためには自分の現在地を知らなければなりません。現在地を知り、目的地を知ることでロードマップが描けるのです。 

トライズではこのことを踏まえ、まずはレベルチェックから入ります。そして目標設定を行い、中間目標を設定します。 

その後学習計画を行いますレベルチェックの結果と設定した目標に基づき学習方法やレッスンの日程等を決定します。また受講生の方の仕事や生活スタイルをお伺いし無理のない学習スケジュールを組ませていただきます。 

英会話 トライズ 三木雄信

トライズでは専属コンサルタントがついており、数々のデータやノウハウも蓄積されているため、安心して学習をスタートしていただけます。 

ステップ2 小さな目標を立てる 

上記の大きな目標は通常のPDCAでもよく見られることかもしれませんが高速PDCAでは必ず1日単位の小さな目標を立てることが組み込まれています。 

この小さな目標には3つのポイントがあります 

  1. 勉強をプロセスに分ける
  2. 「大きな目標へつながる毎日の行動」を見つける   
  3. 「目標達成する具体的なアクション」を設定する

具体的に見ていきましょう。 

例えば、営業の世界では営業成績を上げるために、顧客にアプローチをかける時は電話やメールでアポイントを取ろうとします。その後、一定数の方が面談を許可してくれます。さらにその面談してくれた顧客のうち、一定数の人数の人が興味を示し、その中から何人かの方が契約してくれます。 

つまりプロセスは「アポイント→面談→興味→契約」。ここまでが①となります。 

営業マンであれば契約を1件でも多く獲得することが大きな目標となります。それにつながる毎日の行動は、「1件でも多く電話をかける」「1人でも多く方から興味を持ってもらえるようにプレゼンの質を向上させる」などの行動が見つかってくると思います、これが②です。 

このことから、考えられる③としては、「1日3件電話アポイントをとる」、「1日1時間プレゼンの勉強をする」などが挙げられます。 

ポイントは毎日できること。数値化された明確な基準があること。そして毎日の勝敗を確認し改善点があれば改善を繰り返すことで毎日がゲーム化されていきます。やるべきことが明確になってくるので、高いモチベーションを維持できます。 

英語学習で考えてみると・・・

ただし、これを英語の学習に置き換えると、素人の方が独学でやろうとすると多くの場合、「単語→文法→構文→英作文・長文読解」などと分けてしまい「よし、1日10個単語を覚えるぞ!」からスタートするのですが、あまりのつまらなさに挫折してしまう方が続出しています。 

トライズでは英会話を習得するためには「シャードーイング+超高速英作文」が鍵となっていると考えています。 

皆さんは、英語を「読みたい」のではなく英語を「話したい」「聞きたい」はずです。そうした大きな目標からくる小さな目標の設定について、トライズではプロの専属コンサルタントが受講生との面談の中で、適切に設定させていただきます。 

また、この小さな目標とトライズのプロの専属コンサルタントによる検証を毎日繰り返すことで自分の失敗に早く気づき、大きな痛手にならないうちにこまめな改善を繰り返すことができます。ここが他の英会話スクールとは異なるトライズの大きな強みといえます。 

ステップ3 目標達成に有効な方法リストアップする 

先ほどの営業マンの例として、少し触れましたが、目標達成するにおいて、手段はいくらでもあります。ただ、できるなら少ない時間で確実に目標を達成したいと思うのは自然なことです。 

そこで、どんな道があるのか、どんな方法があるのか、全てリストアップすることが高速PDCAを回す上での重要なプロセスと言えます。 

例えば、最初のアポイント取得の例として、全て電話で行う必要もありません。他にも電子メール、FAX、飛び込み営業、チラシ配り、もしくは上司と交渉して新聞広告を入れる、場合によってはテレビCMも企画するなど、方法はいくらでもあることになります。 

またその後の面談においても、誠実さをアピールしたものを意識するのか、ノリの良さを意識したものにするのか、知識を前面に出したロジカル系で攻めていくのか・・・。相対する顧客によっても変わってくると思いますが、とにかく最初の段階で、多くの道を明らかにさせておくことが重要なのです。 

なぜ、多くの道を明確にする必要があるのか?

なぜ、重要なのか。それは、最初の段階で多くの道を明確化させておけば、一つの道で行き詰った時に挫折しないで済むからです。 

就職活動にしろ、キャリアプランにしろ、営業にしろ、企業経営にしろ、人生にしろ、多くの方が道半ばにして行き詰まりを感じてしまうのは、他の道が思いつかないからです。そのため、他にも多くの方法があるにも関わらず、解決策を考え出すこともなく、ろくな行動も取らないうちから「私はもうおしまいだ。」などと勝手にネガティブな思い込みをしてしまい、大切なことを投げ出してしまうのです。 

つまり何が言いたいかというと、「道はいくらでもある」ということです。ただし、スランプに陥った時ほど、このことに気づきにくいものなのです。 

だから最初のうちに、目標を達成させるために有効と思われる事柄を思いつく限りリストアップさせておくのです。こうすることにより、スランプになっても塞ぎ込むことなく、リラックスして物事に取り組むことが可能となります。 

英会話の学習においても全く同じことが言えます。トライズでは、最初の段階で、向こう1年間でベストと思われる学習方法の提示は行います。しかし決して、その後の1年間を最初の計画に縛り付けるようなことはいたしません。予想外のことや、受講生本人と教材の相性、レベル等を毎日チェックしながら柔軟に対応させていただいています。 

まとめ

今回の「目標達成に有効な手段をリストアップする」は、次のプロセスの「一つ一つではなく同時にすべての手段を試す」にも繋がってきます。 

英会話コーチング トライズでは今回紹介した高速PDCAをコンサルタントとともに実践しながら英会話力を身につけることができます。トライズでは英会話力だけでなくビジネスマンとしてのスキルも身につくので、興味のある方はトライズ公式サイトを御覧ください。