【鬼速英語学習法】英語学習に使える! 最短・最速で目標達成する時間術

ビジネス術

人は誰しも1日24時間という限られた制約の中で生きていますが、どうしてある人は自己投資につながる行動ができて、またある人は生きるだけで精一杯になってしまうのでしょうか。

そこには時間の使い方に違いがあります。

私、三木雄信は25歳の時にソフトバンクの孫正義社長の秘書を務め、その激務と並行しながら英語学習を進めることができました。

そのノウハウをより多くの人に活用していただくために、著書「人生最後の英語鬼速やり直し」にまとめました。

本記事では、その中から「勉強を続ける習慣の作り方」に焦点をあて、そのコツをご紹介します。

スキマ時間を合計すれば「1日3時間」は可能

過去の記事でもお話ししたように(鬼速やり直し_記事2のリンクを挿入)、社会人が1年で使える英語を身につけるには、1000時間の勉強が必要となります。これは、1日に換算すると約3時間になります。

「1日に3時間!? ただでさえ忙しい毎日なのに、3時間も勉強時間を確保するなんて無理に決まっている」

そう言いたくなる気持ちも分かりますが、ちょっと待ってください。他にやるべきことがあるからこそ、1年の辛抱で英語をマスターすることを提唱しているのです。

トライズの受講生の場合、「実際に取り組んでみたら、思ったより勉強する時間があると気づいた」との感想を持つ人がほとんどです。中には「トライズを受講して何が一番良かったですか?」と質問すると「時間管理ができるようになったことです」と答える方もいるほどです。

時間を作るためのポイントは2つあります。

1つは、現在の生活の中に英語学習を組み込んでいくこと

毎日の時間の使い方をよくよく見直してみると、使える時間が意外と見つかるものです。こうした時間を少しずつ寄せ集めていくことで、トータルでまとまった時間を確保できるのです。

そしてもう1つは、何かの作業と並行しながら学習を進めることです。

例えば「通勤しながら」や「家事をしながら」といった具合です。こちらも意識すれば1日の中にマルチタスクで学習を進める余地があることに気付くはずです。

日常の中に英語学習を組み込むコツ

忙しい社会人が勉強時間を確保する上でポイントとなるのは朝の時間帯です。

朝か夜、どちらの時間を勉強に当てるかと問われれば、私は絶対的に朝の活用をオススメします。1時間でも良いので朝早く起きて勉強するのがベストです。というのも、夜に勉強しようとしても、仕事で消耗した後では集中力も散漫になってしまうからです。

また、やむを得ない残業や予定が入ることもあり、コンスタントに夜の時間を確保するのは至難の技です。

私自身、ソフトバンクに勤務していた時代は、無限の仕事に追われる日々を過ごしていました。日付が変わってから帰宅する日も珍しくはありませんでした。

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これでは、帰宅してから勉強を始められるような状況ではないので、早起きをして、早朝のレッスンに参加することに決めました。受講したのは月曜から金曜まで週5日、朝7時半から8時半までのコースです。これで平日は毎日1時間の勉強時間を確保できました。

そして次に注目したのが通勤時間です。当時は郊外に住んでいたこともあり、都心にある英会話学校まで、片道1時間は電車に揺られる時間がありました。その時間をシャドーイングにあて、電車内で淡々と表現をストックしていきました。

また、先ほどのマルチタスクの例として、トライズの女性受講生の場合は、入浴時間に英語学習を取り入れているという方が多い傾向にあります。ゆったりと入浴しながら英語を勉強すれば、リラックス効果とコンスタントな勉強時間の確保ができそうです。

スピーディーに復習のサイクルを作る

スケジュールを考える上では、学んだ内容を早めに復習できるようなサイクルを作るのも重要です。

私の場合は、会社からの帰りの電車内で学んだ内容を、翌朝に復習するようにしていました。インプットしたことを時間の経たないうちに復習し、さらなる定着を促す。私はこれを”ぐるぐる”学習と呼んでいます。ぐるぐる学習が効果的であることは科学的にも証明されています。

ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスは、記憶が時間の経過とともにどのように変化するのかを実験し、「忘却曲線」によって記述しました。

エビングハウスの実験によると、人は記憶した情報を1日後には74%も忘れてしまうのです。驚くべきことに、たとえ忘れてしまっていても1日後に復習すれば記憶が短時間で蘇るのに対し、1週間以上経過すると思い出すのに時間がかかるというのです。

英語学習においても、学んだ内容を早めに復習しておけば、すぐに思い出すことができ、定着度の向上につながります。

また、一旦睡眠をとってから復習すると覚えが良いというのも、科学的な根拠に基づいています。人間の脳はインプットした情報を睡眠中に整理し、その情報を起床後に確認すると記憶に残りやすいからです。この現象は“レミニセンス現象”として知られています。

英会話 トライズ 三木雄信

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時間と場所を固定して勉強する

さて、次に継続のポイントについて見ていきましょう。

どんなに強い意気込みを持って英語の勉強を始めた人であっても、そのテンションを1年間にわたって保ち続けるのは至難の業です。

  • 「今日は気分が乗らない」
  • 「仕事が忙しいので1日くらい休みたい」

こんな感情を持ってしまうのも、ある程度はやむを得ないものです。トライズの受講生を見ても、3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月といった「3の倍数の月」にモチベーションが低下する傾向があります。おそらくそのタイミングで飽きが来たり、停滞を感じたりするのが人間の心理なのでしょう。

こういったモチベーションの起伏を切り抜けながら、しぶとく勉強を続けていくためにはいくつかのコツがあります。

その1つが、勉強の時間と場所を固定してしまうというものです。

私の場合は、英会話学校の早朝レッスンに通うことで、先生やクラスメイトのことを思うとサボれないという状況を作り、気分に左右されずに勉強を続けることができました。

また、平日は毎日行くことで英会話が日課の一部になり、勉強への抵抗感がなくなりました。これが週に2回や3回であれば、「よし!今日は英会話だ!」と自分に喝を入れて通わなくてはならず、なかなか続かなかっただろうと思います。

留学が必要は間違い!?

「英語を習得するには留学が必須である」

私はこの意見に真っ向から異を唱えます。英語の勉強自体は日本国内だけでも十分にできますし、逆に海外留学しても英語をマスターできなかった人は山ほどいます。

私自身も語学留学の経験はありませんし、ソフトバンク時代の先輩方も留学なしで英語を身につけた人がほとんどでした。

日本にいてもネイティブの話す英語を耳にする機会はたくさんあります。そして、ネイティブを相手にアウトプットする機会も簡単に作ることができます。

もしあなたが「留学経験のないこと」を引け目に感じているのであれば、それは全く気にすることではありません。これまでご紹介した、効率的な勉強法を実践し、国内にいながら高い英語力を身につけましょう。

英会話 トライズ 三木雄信

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まとめ

本記事では、仕事や家事に忙しい社会人が、どのようにして英語学習の習慣を身につけるかをご紹介しました。

  • スキマ時間を活用する
  • 何かと並行しながら勉強する
  • 復習のリズムを作る
  • 毎日決まった時間と場所で勉強を行う

これらを守るだけでも随分と継続がしやすくなると思います。

より詳細な内容は、著書「人生最後の英語鬼速やり直し」に掲載されていますので、そちらも合わせてご覧ください。

また、トライズでは今回ご紹介した内容を提供しています。トライズでは一人ひとりに専属のコンサルタントが付き、1年間サポートします。独学で1日3時間英語の学習を続けるのは難しいと思われても、トライズでは専属コンサルタントが、受講生様のライフスタイルにあった学習計画を設定するので、無理なく学習を続けることができます。

本記事をお読みになって、英語学習を始めてみたいと思われた方は、ぜひ一度トライズの公式サイトから無料カウンセリングをご予約ください。無料カウンセリングでは、学生時代英語が苦手で何からはじめたらわからない、単語の暗記が苦手などのお悩みのご相談も可能ですので、お気軽にご予約ください。